2019/10/03 23:11

皆さん頭洗いますよね?

シャンプーの仕方も流行があるようで、湯シャンなんていうのが流行った事もありましたね。

今日私がご紹介したいのは、皇室の方のシャンプーの仕方です。

始めから最後までこだわりを感じます。


まず初めに、使用しているシャンプーは、サンナホルのナチュラルトリートメントシャンプーという商品のようです。

意外なことに、コンディショナーinのオールインタイプです。

皇室だけではなく、世界中のセレブや芸能人にも愛されている商品です。


このシャンプー、使い方が結構独特なのでご紹介します。


【使い方】(ここで言うシャンプー使用量はショートカットの場合の目安です)

1.プレシャンプー(予備洗い)

  始めに、必ずお湯で予備洗いをします。

  熱すぎると皮脂を落としてしまうので、39度前後で3分程を目安に。

  また、熱すぎるとキューティクルにもダメージを与えてしまいます。

  シャワーのヘッド部分を頭皮から5cmくらいのところにむけ、シャワーの水圧を利用して

  髪の毛ではなく、頭皮を指の腹でマッサージするように。

  この時、髪や地肌についたホコリや汚れをお湯でしっかり洗い流すこと。

  この一手間をかけるだけで、効果が高まり、洗い上がりの質感もよくなります。


2.1stシャンプー(洗浄+マッサージ)

  お湯でのプレシャンプーが終わったら、1回目のシャンプーを行います。

  1回目のシャンプーの目的は、地肌をしっかりマッサージし、

  毛穴から汚れを浮かし落とすこと。

  手のひらに10円玉(2ml)くらいのシャンプーをとり、少量ずつ指で

  髪の生え際から頭頂部にかけて頭皮に馴染ませます。

  指の腹を使ってマッサージするように洗ってください。

  

  石油系の活性剤が使用されていないので、一般的なシャンプーに比べて

  泡立ちが少なく感じることもありますが、ホホバオイルが指通りをなめらかに保つので、

  髪や地肌を痛めることはありません。

  地肌がすっきりするまで洗い終わったら、泡が残らないようにお湯でしっかりと

  洗い流します。


3.2ndシャンプー(トリートメント)

  1stシャンプーが済んだら、2ndシャンプーを行います。

  2ndシャンプーの目的はトリートメント、すなわち髪の毛に潤いを与えること。

  1stシャンプーのときと同じくらいの量のシャンプーをとり、

  洗いながら髪全体に泡をなじませます。

  全体に泡がなじんだら、目の粗いクシ(コーム)で毛をとかし、

  根元から毛先までまんべんなく泡が行き渡るようになでつけてください。


4.キープ(パック)

  シャンプーが髪の毛全体になじんだら、そのまま洗い流さずに5分間、放置します。

  この間に、シャンプーの天然成分が浸透して髪の毛を潤し、

  イキイキとした艶のある美しい髪に仕上げます。

  5分たったら軽く洗い流して、シャンプー終了。

  リンスやトリートメントをする必要はありません。


【ポイント】

1stシャンプーはしっかり洗い流しますが、

2ndシャンプーは根元は充分に毛先は軽く洗い流す程度でOK。

トリートメント効果を保つため、すすぎ過ぎないように注意してください。

タオルドライの後はドライヤーの温風で全体が乾かし、最後はまんべんなく冷風を当てましょう。

冷風でキューティクルが締り、艶のある髪に仕上がります。



一般的に髪の毛の汚れはお湯で7割ぐらい落とせますが、頭皮は皮脂の分泌が多く、

これが蓄積されることで細菌や微生物の増殖につながり、

かゆみ・ニオイの発生、毛穴を詰まらせて、

抜け毛のもとになると言われています。

正しく洗って、綺麗な髪を保ちたいですね。